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2009年 01月 12日
数日前に小学校からの仲間のひとりから個展@新潟市の案内が届きました。
お祝いの電話をいれてしゃべっているうちにとんとん拍子に話が進み、急遽日帰りで新潟へ行くことになりました。 今回は「作家先生の付き添い」として同行です。 面倒見のいいパパが2人分の新幹線チケットを取ってくれ、留守番も引き受けてくれました。 さんきゅ。 仲間は神奈川在住ですが、たまたま大学の美研先輩のギャラリーが新潟にあり、そこで個展を開かせてくれることになったよし。 いつもどおりに6時に起きてイヌたちの散歩を済ませ、でかけようとしたらパパが起き出し、近くの駅まで送ってくれました。 東京駅まで送ると言っていましたが、今日一日遊ばせてもらうのでそれは遠慮。 8時に東京駅に着きました。 改札口で仲間と会ってホームへ。 「二階席にする?」 というパパからの電話で 「え?そんなもんがあるの?それなら当然!」 ととってもらった二階席へ。 うわぁ~、景色がよく見えるわね!と大喜びのおばさんふたり。 席はかなり空いています。 途中、焚き火をしているのをみて「あれは『どんど焼き』といって、正月飾りを燃やすのよ」とか、雪国の商店街などの棟続きのアーケード(片側のみ)をみては「あれは『がんぎ』」とか、子供時代は海外ばかりだったのに、結婚後は転勤で日本の地方都市を巡った彼女が教えてくれます。 小説にあるように、長いトンネルを抜けたらすっかり雪景色でした・・・。 ここは越後湯沢近く。 雪下ろしが大変だろうと思っていた家々の屋根、そのほとんどは融雪システム?がほどこされていて雪がありません。 ちょっと古めの家、平野部でそれほどの積雪はなさそうな地域の屋根には積もっていますが・・・へぇ~びっくりです! さらに、山間部に近いところの田畑と平野部の田畑との積雪の景観の違い。 みんな2階席から見おろしてよくわかりました! さて、この仲間は「雨オンナ」です。 年に数回するお食事会でもほとんどが雨。 ひどいときは、横浜で50メートルの距離にある美術館にさえ行かれないほどの暴風雨だったことも。 そして今回も期待?を違えず、新潟駅へあと数分というところで車窓に雪が殴りつけられるような降りとなりました。 それまでは晴れていたのに・・・。 新潟に到着し、画廊のオーナーさんが迎えてくれる万代口へ。 ほとんど吹雪です・・・。 「さっきまで晴れ間も見えていたのに・・・。 今年に入ってはじめての雪だよ」 というオーナーさん。 でも、思いのほか新潟の寒さはきつくありません。 そのせいでべちゃべちゃの雪なのだそうです。 お嬢さん4人のおとうさん。 その3番目4番目のふたごちゃんの成人式というのに、おばさんふたりのアテンドをさせてしまいました。 「新潟はたいしてみるところがないんだよ。 これからあちこちまわるけど、みんなマイナーでね」 といいつつ、古い建築物を巡ります(オーナーさんは建築家だった・・・)。 旧県議会議事堂。 そして、築99年になる古い住宅をつかったギャラリー『蔵織』へ。 ギャラリーの入口で作家先生^^ ギャラリー『蔵織』はほんとうにすてきなところです。 蔵をつかったギャラリースペースでの展示の一部。 おいしいコーヒーをいただいたりした後、郷土料理を食べに連れて行っていただき、続いてメジャー(という)場所へ。 ・・・北朝鮮に拉致された 横田めぐみさん の現場です。 なんとなく新聞や雑誌に載っていた地図を思い起こしながら車に乗っていました。 中心部からすぐのところにある日銀(当時の横田氏の勤務先)、その隣りが皮肉なことに警察署です。 そこから本当にちょっと走ったところ・・・新潟市は実に平坦な土地ですが、若干の起伏(砂丘)があり、坂を上りかけたところに 「寄居中学校」 があります。 めぐみさんの通っていた学校です。 そこからの下校途中に行方不明になったわけです。 その下校路を走ります。 数分のところの曲がり角で警察犬が匂いを失い、そこからほんの少しで彼女の住まい「日銀社宅」があります。 数年前まではその当時の家屋が残っていたようですが、現在は売却されて数戸の新築住宅が建っていました。 本当にあとちょっとでわが家、というところで連れ去られてしまったのがわかりました。 胸が痛みます。 その路地をぬけて角をまがるともうその先には防砂林と日本海が見えます。 日本海は雪はやんでいましたが(いつもこんなものらしいですが)冷たい風、荒波で、こんな中を夜に漕ぎ出したのかと・・・。 どういうわけか、姉の家の仏壇そばには「めぐみさんの本」が供えてあります。 転勤先の新潟での拉致、同様に各地を転勤でまわった友人には「まかり間違えばわが身にも」と思えたようでした。 またギャラリーで休ませていただき、帰りの新幹線の時間に合わせて駅まで送っていただきました。 夕食用に駅弁を買い、ホームへ。 連休最終日の上り、となると往路とちがいホームは乗客でいっぱいです。 帰りはグリーン車でと頼んでいましたが満員で、指定席もなんとか続き番号を取れた状態。 乗車してみると「グリーン車、指定席は満席」とのアナウンス。 いや~、楽しかったね!と駅弁をつつきながら到着した 越後湯沢駅 はホームにあふれんばかりの乗客で、本当に満席となりました。 おしゃべりしたり、うとうとしたりで2時間・・・真っ暗な車窓から雪景色が消え、家々のあかりが増えてきたなと思っているうちに、あっという間に東京駅着です。 友人とわかれ、パパが迎えに来てくれている丸の内口へ。 帰路、東京タワーがきれいでした。 すっかり味を占めたおばさんふたり。 またどこか日帰り旅行しようね!と約束しました。 パパ、ワンコたち、留守番よろしくお願いしますね。
by dogs4us
| 2009-01-12 21:47
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