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2007年 06月 11日
先日、幼なじみの友人数人と集まったときのはなし・・・
友人のひとりのお母さまが亡くなられた。 お父さまはまだご存命。 子供は娘2人・・・その2人で遺品の整理をした。 いつもお母さまが座っておられた椅子の背中側にある戸袋のなかに箱があった。 そこにはいつごろのものかは不明だが、艶福家だったおとうさまに来た「カノジョからの手紙」の束が・・・。 そして、その手紙。 「女性の名前」が書かれているところに 五寸釘 が打ってあった、と。 もちろん、紙にクギを打つことはできないから かまぼこ板 が添えられて・・・。 お母さまのくやしい思いがきっと強かったと思われる個所には かまぼこ板2枚 が添えられて深く打ち付けられていた、と。 数十年前にお会いしたのが最後だったけれど、とても静かで上品な女性だったお母さま。 きっとそんなものの存在は知らないであろうお父さま・・・ 姉妹で話し合って、「父への戒めとして」保管することにしたらしい・・・おぉ、恐い。 息子のマンションのリフォームに立ち会ったときに棟梁の道具箱から「五寸釘」を出してみせてもらった。 ふつうのうちの工具箱にはねぇよな~、このでかいのは。 どんな思いでクギを買いにいかれたのか。 もちろん、夫に話した。 「おっかねぇ~~~」 そうよ、あなたもお気をつけあそばせ!
by dogs4us
| 2007-06-11 20:15
| 雑記
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