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2006年 07月 17日
激しく荒い呼吸が一晩中続いた。
前夜見舞いに来た息子が 「こいつはアレックスと違って最後の一滴まで使い切るって感じだな」 と・・・ 本当にみごととしかいいようのないがんばり。 抱きかかえながら「今までありがとうね」といい続ける。 「お空にはね、あーちゃんがいるからね。 それからパー子と似てるぷーちゃんという男の子もいるから。 ママが可愛がってやれなくてごめんね、って言ってたって伝えてね。 じぃじもばぁばもいるからね。 オヤツもらいなさい」 ケイレンは頻発、数分おきになることもある。 これだけでも相当に体力をつかうはず。 すでに1500ml以上入っている輸液、でも口が渇いている様子。 注射器で水を与えるとほとんどこぼすが一部を飲み込んでくれる。 明け方、数ヶ月ぶりに細い声で吠えた。 絞り出すような声・・・オンオンオン・・・ そのまま逝きそうな状態。 あわててパパをたたき起こす。 でも持ち直した・・・ そんな状況が数回、あまりのケイレンの頻発に往診を頼む。 頭を抱いてやろうとすると噛み付きそうな表情をする。 抗ケイレンの注射をしていただく。 持続性がないらしいが、とにかく眠ってくれた。 先生からも「みごとの一言ですね」と。 子犬の頃から内臓が弱く、肉球もガビガビでこの子は育つか・・・といわれていた子。 同じような患者のわんちゃんたちの励ましになっているらしい。 飼い主さんたちにも力を与えているらしい。 すごいよ、シーちゃん。 シーちゃん、新たなミッションが出たよ。 ねぇねが来週末、出張で一時帰国するからそれまでがんばるように、って。 大変だね・・・シーちゃん。 Mission Impossible ! <シーザー シーちゃん、そんなこと言わないで~
by dogs4us
| 2006-07-17 16:45
| イヌ闘病
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